最近の物価上昇は以前にも増して厳しくなっています。少しでも節約しようと工夫されている人も多いのではないでしょうか。
最近米の値段の上昇が続き、備蓄米の放出も始まりました。
しかし、備蓄米は味が微妙、臭いがする、という理由で敬遠される人も多いと思います。
そこで銘柄米と備蓄米をブレンドし、性能の良い炊飯器で炊くのがオススメです。
味も引き出しつつ、コストを両立することができます。
備蓄米は美味しくない?
「備蓄米=古いお米=美味しくない」というイメージは非常に根強いかと思います。
実際備蓄米を利用したことがある人は、12〜30%と非常に低い割合になっています。
しかし、ネットで調べてみるとわかる通り、備蓄米を美味しく炊く方法はいくつか存在します。
例えば、「水に長く浸けてから炊く」などの工夫があります。
でも、正直、手間がどうしてもかかるので、いざやろうとするとハードルが高いですよね。
そこで、備蓄米のブレンドが、ハードルの低い方法として出てくるのです。
今回私はあきたこまちとイオンの備蓄米を4:6くらいでブレンドしました。
これはほんと偶然です。あきたこまちはブレンド米で比較的安いので時々買っていましたが、イオンで偶然備蓄米を売っていたので買いました。
で、我が家では容器に米を移しているため、試しに備蓄米とあきたこまちをブレンドしてみたのです。
それを炊いてご飯に出したところ、妻、子供ともに普通においしいと言っていました。
ということで、ブレンドは非常に有効な節約術なのです。
1. 「ブレンド」はプロも実践する技術です
複数の種類のお米を混ぜて炊く「ブレンド」は、安いものというイメージがあると思います。
しかし、ブレンドは、決してしかたないもの、というようなネガティブなものではありません。
多くの米穀店や飲食店では、それぞれのお米の長所を組み合わせ、より良い味や食感を生み出すために積極的にブレンドを行っているようです。
例えば、今回私はあきたこまちとイオンの備蓄米を4:6くらいでブレンドしました。このことをGeminiに分析してもらったところ、このような返事がきました。
- 味と香りの補強: 備蓄米に「あきたこまち」が持つ豊かな風味、甘み、そして美しい炊き上がりのツヤが加わることで、食味全体が格段に向上します。
- 食感のバランス調整: 例えば、粘りの少ないお米に粘りの強いお米を混ぜることで、程よいもちもち感を生み出すことができます。備蓄米とあきたこまちのブレンド比率を変えて、ご家庭の好みのバランスを見つけるのも楽しい作業でしょう。
なるほどなあと思いました。実際に味の面でも、おいしくなる可能性があるということなんですね。
2. いい炊飯器だと、味の良さがさらに引き出される
さらにいい炊飯器を使うと、おいしさが引き出されます。
我が家は値段が高めではありますが、思い切って高めの炊飯器を買っています。
高めの炊飯器は、高い密閉性と優れた熱伝導性・蓄熱性が特徴です。
お米の芯からデンプンを十分に引き出し(α化)、甘みと旨味を最大限に増幅させることができます。
備蓄米が持つわずかなクセや、ブレンドによるお米の個性の違いを、うまく調和することができるのです。
どれくらい節約できるのか?
これが最も大事ですね。実際どれくらい節約できるでしょうか?
家族3人の場合、月に15kg程度消費するのが標準的です。現在新米を買うと、15kgだと12000円はします。
ここで、5kg2000円の備蓄米と5kg4000円の新米を半々で消費すると、月9000円となり、新米だけに比べ月3000円の節約になります。
年間だと36000円ですから、かなりの節約になりますね。少し値段の張る炊飯器を買ったとしても、2年でペイします!
まとめ
ブレンドという知識を持つと、利用率の低い備蓄米をおいしく、節約しながら活用できます。
先ほど書いたように、容器にまず移すようにすると、ハードルが下がるのでおすすめです。
皆さんもこの物価高の中、賢く工夫して豊かに暮らしていきましょう!
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