生命保険の掛け方

節約・日々の工夫

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保険に関してはブログやyoutubeなどで色々な記事が出てきています。

「過剰な保険はいらない」という内容のものが多く掲載されています。

主な内容を抜粋すると

保険は必要最小限で良い

自動車保険、家族がいる場合の掛け捨ての生命保険、(医師の場合は医師賠償保険)に入ればOK

になります。

私はこの考え方に賛成です。しかし生命保険の場合、「いくら掛けたらいいのか?」「いつ見直しする必要があるのか?」などの疑問点が出てくると思います。

本日は生命保険の掛け方について、私なりの考え方をお話ししたいと思います。過剰な保険には入らず、ネット保険、団体割引など割高でない掛け捨てに入ることが前提での話です。どの保険会社がいいのか?という話はここでは省略します。

まず家族がいくらあれば生活できるのかを計算する

自分が亡くなった時に、家族が路頭に迷わないように生命保険の額はしっかりかけておきたいと皆さん思うでしょう。

そのためには、まず家族が生活するのに必要な額を計算します。

奥さんが子供と生活費、子供の学費などを大雑把で良いので計算していくのです。

例えば奥さんと子供1人の3人家族で自分が亡くなったと仮定して、生活費を月20万とすると年間240万円、20年間と仮定すると4800万円になります。子供の学費などの費用をざっと2000万とすると、6800万円になります。結構な額ですね。

それと現在の資産額を合わせて掛けたい保険金を決めていきます。

例えば、資産が0円なら6800万円分、2000万円なら4800万円分の保険を掛ければ良いのです。資産が増えたときは、その分掛金を減らしていきます。

このように必要額を把握することで無駄を防ぐことができるのです。

期待値を計算すると、資産形成の必要性を実感できる

私たち日本人は高齢にならない限りは基本的に亡くなる確率は低いです。正確な計算は生命表を参考にしてもらいたいですが、おおまかに90%の方は60歳まで生きられるらしいです。

ここで、期待値を使って計算すると、平均して家族にいくら資産を残せるかが計算できます。

今持ってる資産は生きてても死んでも存在するので、相続税のことを省くと期待値は100%です。

もし現有資産が0円、保険金が6800万とすると、期待値は0×1+6800×0.1=680万円となります。

現有資産が2000万なら2000×1+4800×0.1=2480万円、6800万ならもちろん6800万円です。

この計算に意味はあるのかな??保険は安心のために入るのだし。

確かに、保険は万が一の場合、取り返しのつかない場合に入るものなので、この計算に意味がないかもしれません。

しかし、保険をたくさんかけるより、現物資産に資金を投入する方が資産の期待値は高いことがイメージしやすくなるかなと思います。

保険は必要最小限で良く、資産形成をしっかりして捨ててしまう可能性の高い保険料を減らしていくことが重要だというのが、期待値を計算すると実感できると思います。

あと、「安心だから」などと感覚で考えず、きちんと確率、数字で把握してください。これができないと無駄な出費をしてしまいます。

家族も資産運用に関して勉強する必要がある

さて、生命保険も入って、あとは資産形成をすれば安心。。ではありません。

残された家族も、資産運用に関して理解する必要があります。

先ほどの家族だと、夫が亡くなった場合6800万円が残された家族に入ります。しかしいきなり大金が手に入ることで、浪費してしまうかもしれません。

仮に倹約して使ったとしても、これからの日本はインフレが続く可能性が高いので、預金だけしていると目減りしてどこかで生活に困る恐れもあるのです。

例えば6800万円のうち、800万円を生活防衛資金にして、残りの6000万円をS&P500などで資産運用すれば、インフレに対抗できます。

年3%だけ取り崩して残りの必要な生活費分仕事をしてもらえば、資産が増えながらも生活費を賄うことが可能になります。

年5-7%で利回りがあれば、取り崩せる額も年々増えていくので生活も楽になっていくことでしょう。

このように、お金を残すだけでなく、家族が適切な運用をする必要があります。普段から知識を共有しておくことが非常に大事なのです

まとめ

・まず家族がいくらあれば生活できるのかを計算する

・期待値を計算すると、資産形成の必要性を実感できる

・家族も資産運用に関して勉強する必要がある

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