脳が最高のパフォーマンスを発揮するための方法がたくさん書いてあります。本当に内容が盛りだくさんです。
今まで脳に関して書いた記事とかぶっているところもあります。
この中でとても役に立つ内容を、私の考えを交えて紹介します。
高齢者でも脳は進化できる
高齢者でも脳は新しいニューロンを生み出すことができる。90代の人でも可能。運動、食事、ストレス、睡眠、サプリメントなどの習慣を変えることでニューロンの新生を促すことができる。海馬のニューロン新生促されると、認知症の進行を遅らせたりできる
これには僕はびっくりしました。年を取るとだんだん衰えていくイメージだったので。。
しかし実際には年配の人が老害とか呼ばれたり、年取って頑固になっていって新しいことを取り入れなくなるのはなぜでしょう?
僕の考えでは、社会的要因と体力の低下があります。
社会的要因とは、自分の周りの環境のことです。高齢になるほど意見を言われたり、指摘されたりすることがなくなります。さらに、どこかの年齢で生活スタイルが固定化するのでマンネリ化します。
この状態では、新しい刺激がないので脳が成長していきません。脳は高齢者では徐々に脳細胞が死んでいくので、当然ですね。
一方若い人は親や教師、他の人から色々言われることが多いです。さらに幼稚園→小学校〜大学→社会人と生活スタイルの変化があります。だから強制的に新しいニューロンが生み出されるのです。
若い人でも変化がなければ、新しいニューロンは生まれず、頑固になってしまいます。
体力は脳と違い年齢と共にどうしても低下していきます。ですから、なるべく体力の低下を防ぐために運動をしたり、姿勢、フォームを整えたり、健康な状態を維持したり工夫する必要があるわけです。
この環境の改善、体力の低下の防止を行えば高齢者でも問題なく成長していくことができるのです。これは面白いし、これからも頑張ろうって思えますね。
脳の血流を維持することが大事
脳血流が大事。酸素や栄養を大量に消費するし、老廃物をしっかり取り除く必要である。
脳は大量の酸素と栄養を消費します。また認知症の原因になるアミロイドβなどの老廃物を除去する必要があります。これらを運搬するのが血液なのです。そのために脳への血流を保つ必要があるのです。
脳血流が減少する原因には運動、食事、睡眠、ストレスなどがあるようです。
運動に関しては以前の記事で紹介しました。
睡眠、ストレス解消には色々な方法がありますが、例えばサウナも有効な方法です。いずれ記事にしたいと思います。
食事内容を変えると、脳が変わる
「食事の内容を少し変えるだけで脳が救われる」ようです。
1.加工食品は避けた方が良いです。ホールフード(添加物の入っていないもの)にするとよいです。
2.良い脂肪を吸収する。
脂肪は脂肪でも「良い」脂肪を摂取するのが大事です。この本ではオメガ3脂肪酸が紹介されています。3種類ありますが、DHA(ドコサヘキサエン酸)が最も大事なようです。魚介類に多く含まれています。他は海藻が良いそうです。
オメガ3脂肪酸の一つALA(アルファリノレン酸)も一部がDHAに変換されるので、クルミ、枝豆、インゲン豆などを摂取すると良いようです。
ココナッツオイルも飽和脂肪酸の中でも中鎖脂肪酸が含まれており、非常に良いらしいです。
3.炭水化物は抜くな。
脳は大量のエネルギーを消費するため糖分は必須です。ですので糖質ダイエットは脳のエネルギー源が枯渇してしまうため好ましくありません。
もちろん、糖分の摂りすぎはよくありません。
まとめ
・高齢者でも脳は進化できる
・脳の血流を維持することが大事
・食事内容を変えると、脳が変わる
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