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私は小さい頃から「借金は悪」という感覚がありました。
その考えが覆されたのが、実家に置いてあった、有名な「金持ち父さん貧乏父さん」の本を読んだ時でした。確か中学か高校の時に読んだ気がします。
そこで知ったのは、借金には「良い借金」と「悪い借金」があり、良い借金は資産が増えるような借金、悪い借金は資産が減る借金ということでした。
ところが、その後良い借金どころが借金を全く経験することのないまま20年以上経過し、今に至ってしまいました。
知識だけで持っていても行動しなければ意味がないんですね。。脳に考えが染み付いていなかったのだと思います。周りに実践している人もいませんでしたし。
しかし不動産投資などを勉強し始めて、「良い借金」の重要性をやっと認識し始めました。
この記事では
・「良い借金」、「悪い借金」についてわかりやすく説明していきます。
・ハードルの低い「良い借金」を紹介します。
悪い借金
「悪い借金」は一言で言うと「資産が減る借金」です。
これは普通の人が行う「普通の借金」も含まれます。
例えば、以下のようなものがあります。
カードローン、消費者金融で買い物をする
これは明らかに悪い借金ですね。そもそもカードローンや消費者金融は利息が高すぎます。品物を割高で買ってしまうだけです。これは即刻やめましょう。
自動車ローンで車を買う
これは以前の記事や「良い借金」の所でも書いたのですが、必ずしも自動車ローンが悪いわけではありません。
ここで言っているのは、現金の持ち合わせがないので、自動車ローンで車を買って返していく場合です。
この場合は、ローンの利息分だけ割高に車を買うだけになります。
例えば250万円の車を年3.8%、5年間のローンで購入すると返済額は275万円にもなり、25万も割高になります。
新築で住宅ローン
住宅ローンで新築一軒家を買うのも経済的にはおすすめしません。
新築は数年で建物価値が大幅に下がります。
ローンで借りて利子つけて返済して、返済額より大幅に金額の低い土地代だけが残る可能性があるのです。
もちろん、土地代が上昇する見込みであるとか、経済的には不利でも新築を買いたいと思うのなら構いません。
とはいえ、新築の建物価格の下落を補うほど土地が上がる地域は限られますが。。
良い借金
良い借金は一言で言うと「資産が増える借金」です。
どういう場合に資産が増えるのでしょうか。
価値の下がらない不動産
価値の下がらない不動産を借金をして手に入れて、運用すればしっかり利益が出るようです。
新築ではなく、中古の不動産ならば建物価値の割合が減少しているので、金銭的には割高にならずに済みます。
ですので不動産投資でも自分で住む場合でも、年数が立って価値が下がらないものを買うのが良いのです。
さらに特に住宅ローンを使う場合、利息が低いので、現金を温存して住宅ローンを使い、現金は投資信託などに使うのが有効です。借金の利息より高い利回りもものを買えば、資産増に貢献してくれます。
いいことずくめに聞こえますが、難点があります。条件を満たす良い物件が非常に少ないということです。
狙った地域の平均価格を把握し、地道に探していくことが必要です。
リセールバリューの高い車、現金を用意して新車を買う
リセールバリュー(売却価格)が高い自動車は、数年乗った後に売ることでトータルの費用を抑えることができます。
他にも支払いを先延ばしし、浮いた現金を利回りのしっかりした投資に回す形も有効です。お金を効率よく働かせることができます。
つまり自動車を買えるだけの現金はあるが、あえてローンを借り、現金を一括で投資に回すのです。
この方法は新車でも有効です。
最近は中古車価格が上昇しており、新車の割高感が減って来ているので、ハイブリッド車とか燃費のいい新車、リセールバリューの高い人気の新車もありかもしれません。
以前記事にしています。
一軒家、マンションでも同じことが言えますね。
まとめ
「良い借金」をするためには借金をすることで資産が増える設計にすることが大事です。
ぜひ投資、借金に関して勉強しましょう。
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