こちらの本はなかなかテレビなどのメディアでは言えないようなことを現実として伝えています。
この現実をどう自分や家族に生かしていくかが大事です。
ユダヤ人でも優秀なのはごく一部
ユダヤ人は経済の分野でも、学問の分野でも非常に優秀なのは有名です。タルムードの教えを子供に伝えていこうなんて話もマネーリテラシーの高い人たちの間では言われていたりします。
しかし、ユダヤ人とて全員が優秀な訳ではありません。
実はユダヤ人の中で、IQの平均が高いのはヨーロッパのアシュケナージ系だけらしいです。ドイツのライン川沿いに住んでいた種族のようです。
他のヨーロッパ人に差別されて、仕事も制限されていたようで、金融系の仕事をせざるを得なかったのです。金融系の仕事には数学が必須なので、必然的にIQが高くなったのです。
また、他の種族との混血も進まなかったので、知能の高い遺伝子が受け継がれやすかったのです。
なんだ、じゃあ遺伝が原因かあ。タルムードを子供に読みきかせても意味ないのかあ。。
と思うかもしれませんが、僕はそうでもないと考えてます。
まずアシュケナージ系とその他の種族では、タルムードを読み聞かせる精度が違っていたはずです。アシュケナージ系の方がよりしっかりと本質を子供に伝えていたはずです。
また今本で書かれているユダヤ人たちは基本的にアシュケナージ系のはずです。そうでなければ、優秀さが他の人種と変わらなくなってしますので取り上げられることもないでしょう。
ということで、今我々は結果的にアシュケナージ系ユダヤ人について学んでいることになるので、今まで通りタルムードなどを学んでいけば良いですね。
ユダヤ人に関しては以前記事にしました。
人の能力は遺伝が大部分。親が関与できる部分はあまりない。
人の能力は何で決まるのか、というのはよく議論に上がりますね。この本では、人の能力の大部分は遺伝で決まると書いてありました。親が大きく関与できるのは語学位で、その他の学業が17%程度だそうです。
その他、家庭外のグループ(友達など)による影響が2割程度のようです。
この事実を知ると、小さい時から必要以上に教育に熱を上げる必要があるのだろうかと考えてしまいますね。特に小さい時は早期教育などせずに絵本をいっぱい読み聞かせたり、お話をいっぱいしたりしてあげれば十分なのかもしれません。
家庭外の環境を整えることは大事なようです。親の英才教育で飛び級で大学を卒業したが、同年代との関係がないために社会不適応になっていた人もいたようです。
まとめ
・ユダヤ人でも優秀なのはごく一部
・人の能力は遺伝が大部分。親が関与できる部分はあまりない。
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