ユダヤの家庭教育について

勉強

[ユダヤ大富豪に伝わる最高の家庭教育]

非常に勉強になりました。読んで本当にびっくりするような内容でした。非常に内容が詰まっていて、とても全ては書き切れません!

今回は、子供の子育て法のうち、稼ぐこと、仕事についてで特に印象に残った内容を書きます。

ポイント制で進んでお手伝い、さらに起業家マインドを身につける。

子供は産まれてから色んなものをプレゼントされます。洋服、絵本、おもちゃなどなど。さらに大きくなると、学校の学費、日本の場合は大学に行けば高額な学費に加えて生活費も親が大部分を負担することがほとんどです。

さて、これだけ親などから援助してもらって、子供がそのありがたみを見にしみてわかるのはいつでしょうか?多分ほとんどが高校以降ではないでしょうか。大学でアルバイトをして、或いは大学卒業後就職して、お金を稼ぐことの大変さを実感する方が多いと思います。

そうやって成長していくんだ、うんうん。。。

と、思うかもしれませんが、これでは遅いのです!

なぜなら、これでは20代過ぎにならないと、稼ぐことの大変さがわからないということになってしまうからです。それまでは貰えるのが当たり前という感覚で過ごしてしまいます。下手すると、就職してからも親に頼る可能性もあります。

もっと早く稼ぐ感覚、考え方を身に付けなければなりません。

ユダヤ人は小学生位になったら、欲しい物をただ与えるのではなく、家で稼ぐポイントに応じて与えるようにするのが基本のようです。ポイントは最初はお手伝いになるでしょう。

段々子供もポイントを得るためにどんどんお手伝いをし、もっとポイントを貰うためにはどうしたらいいだろうと考えるようになります。

そうすると、新しいお手伝いを思いついたりして提案する力も身につきます。稼ぐために必要なこと、そして起業マインドを身につけるために非常に優れた方法だと思います。

子供を13歳で成人とし、自分で稼ぐ力を育てる

①で家の中でお金を稼ぐ意識、起業マインドを身につけた後に実際に外でお金を稼いでみるということみたいです。いきなり家を出されてやれと言われても厳しすぎるので、徐々にってことのようですね。

本で例として書かれていたのは、近所の不用品をかき集めて自分の家のガレージで売るということでした。それを友達に販売をやってもらい、自分は経営者として収入を得て、自由に本を読んだりできるようになっていました。

最近はインターネット関連で収入を得るユダヤの若者が多いようです。

しかし13歳って中学1年生です。中学から稼ぐために行動するってすごいですよね。昔の子供は稼がないと生活できないことが多かったので当然だったのでしょうが。でもだからこそ、例えば戦後間も無くとかの時代は、若い人も起業とかで稼がざるを得なかった。その結果新しい企業が生まれてきたのだと思います。

しかし自分が13歳の頃を振り返ると、起業なんてはるかに程遠い生活を送っていました。。。すごい違いだなあと思います。

権利収入で生活費を賄った上で、好きな仕事に就く。

権利収入とは一回の労力に対して、複数回のリターンを得る職業のことです。例えば不動産による収入や、印税、株の配当などです。

子供には好きな事をして欲しいなあと思います。子供のことをしっかり考えている親ならそう考えるのではないでしょうか。

しかし、子供が大きくなって分別つくようになり、仕事を選ぶ段階になると、現実的、堅実な選択をすることが多いです。。。

なぜなら好きな仕事についても、収入が低ければ生活が成り立たないからです。

高校の成績の良い生徒が医学部を受験する傾向にある1番の理由は食いっぱぐれることが少ないからです。医学部卒業しても月収10万いきません、それが一生続きます、だったら医学部志望者は激減するでしょう。

ところが、ユダヤの教えによればまず生活できるように権利収入を得てから、労働収入を得るべきとなっているのです。日本の家庭でこんな考えの所はほとんどないでしょう。私もそうでした。土台から違うのだと痛感しました。

自分を振り返ると、ユダヤの教えとはかけ離れた子供時代だったなあと痛感します。自分の子供に好きなことをして充実した人生を送ってもらいたいなら、まず親である自分が変わらなければいけませんね。

このユダヤの教えを厳格に適応するのは難しいかもしれませんが、少しでも取り入れればいい方向に変わるのではないかと思います。

まとめ

①ポイント制で進んでお手伝い、さらに起業家マインドを身につける。

②子供を13歳で成人とし、自分で稼ぐ力を育てる。

③権利収入で生活費を賄った上で、好きな仕事に就く。

ユダヤ人でも優秀なのは一部だけ

ユダヤ人は世界中に散らばっています。実は、知能が高くて優秀なのはヨーロッパのライン川に起源を持つアシュケナージ系だけのようです。

アシュケナージ系はヨーロッパで差別されたために、普通の職につくことができず、金融業を営んだのです。

金融は数学をたくさん使いますから、知能が高くなったのではないかと言われています。

他のヨーロッパ人との混血があまり進まなかったそうなので、優秀な遺伝子が代々引き継がれていったことも影響しています。

アシュケナージ系以外もタルムードを読ませてはいたでしょうから、タルムードだけでは不完全で、数や経済についても積極的に親しむ必要があるのかもしれません。

今はやりの副業など、サラリーマンとは別に事業をやるのも効果的だと思います。子供は親の姿を見て育ちます。

ということで、タルムード+親が事業を少しでもやる、というのが一般の方の最適解になりますね。

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