腰痛、四股踏み、スクワット

健康

健康は医療費の削減、日常生活の活動性を高めるためにも非常に大事です。今回は腰痛についてお話しします。

腰痛は人類の敵です。腰を痛めている年配の方はもちろん、若い人でも痛めている人が結構います。

腰痛は医学的に原因がわかるものは15%しかありません。しかし、あくまで私の考えですが、動きとして腰を痛めないようにすることが腰痛の予防になる可能性が高いと思います。

予防するのに大事なのは①姿勢(ポジション)、②筋肉です。

母子球、膝、肩が一直線になるポジション、パワーポジションが大事です。特にかがむ時、しゃがんで重いものを持つ時、背中が丸まったままだと腰に大きな負担がかかります。

①姿勢

パワーポジションを保ったまましゃがむと、腰への負担は非常に軽くなります。
http://www.cranenet.or.jp/susume/susume07_10.html
このサイトは、パワーポジションを崩さずに動かすということをわかりやすく説明しています。
労働災害防止として同じような対策が考えられていたのですね。非常に勉強になります。

パワーポジションは浅い姿勢、深い姿勢になれますので、重いものを持つ時に常に意識しましょう。

若い時から正しい姿勢で動いていれば、腰痛の防止になり、医療費の節約にもなるので非常に効果的でしょう。

②筋肉

正しい姿勢を維持するのにはある程度の筋肉が必要です。では、どんなトレーニングを行えば良いでしょうか?

一番シンプルなのが、パワーポジションを維持しながらしゃがんだり、立ち上がったりすること、つまりスクワットです。

他には、お相撲さんがよくしている四股踏みも非常に効果的です。

スクワットと四股踏み、どちらも大きな筋肉を鍛えられるので非常に効果的なトレーニングで、ダイエットにもってこいです。ではどう違うのでしょうか?

動きが違う、といえばそれまでなのですが笑

私の経験では、スクワットの方が本来と違う動きをしてしまう可能性が高く、難しいのではないかと思います。

もちろん、四股踏みも奥が深いのですが、鍛える筋肉を間違える可能性はスクワットよりも低いのではないでしょうか。

スクワットの場合、鍛えると効果的な筋肉、太ももの裏の筋肉(ハムストリングス)やお尻の筋肉ではなく、太ももの前側の筋肉 (大腿四頭筋)が鍛えられてしまう恐れがあります。
大腿二頭筋、大臀筋をメインで鍛えたいのですが、四股踏みなら片方の脚を上げるために大臀筋を使って
いるのがわかりますので、分かりやすいかなと思います。

四股踏みは腹筋、お尻の筋肉(脚を支える中臀筋、股関節を動かす大臀筋)、大腿四頭筋(ももの前側の筋肉)、大腿二頭筋(ハムストリングス、ももの裏の筋肉)を同時に鍛えることができます。

これだけ聞くとそうなんだーという感じですが、​​​お尻の筋肉、ハムストリングスを鍛えられる​​​というのが非常に大事です。

日本人に足りない筋肉のうち、2つを鍛えることができるのが大きいのです。黒人のお尻って上につり上がっていますよね?あれはお尻の筋肉が発達しているからなのです。

黒人は白人、黄色人種に比べ腰痛が少ないそうです。腰に負担のかかる姿勢が矯正されるので、腰痛防止にもなりますね。

スクワットもそうなのですが、型を身につけるのが結構難しいので、四股踏みと両方やると効果があるでしょう。まずは1日10回ずつ、ゆっくりでいいので始めてみましょう。

また、これらの筋肉は非常に大きい筋肉なので、鍛えると代謝量が上がりダイエットの一助にもなります。
1日10回!どすこい「しこ踏みダイエット」が効果的と話題

というわけで、いいことずくめなので、皆さん是非やってみましょう。

出産後の女性にも効果的です。出産後に弱ってしまう骨盤底筋を鍛える効果がスクワット、四股踏み両方にあります。
継続的に鍛えれば尿もれなどの予防になります。

③まとめ

腰痛の予防としてパワーポジション、筋トレとしてスクワットと四股踏みを紹介しました。腰痛予防だけでなくて健康維持に役に立つ内容だと思うので、ご参考になれば幸いです。

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