現状維持バイアスを乗り越えて節約

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現状維持バイアスて知ってますか?

現状維持バイアスとは変化することによるリスク、損失を避けて現状維持を求めてしまう状態であり、現在の状況よりも好転するとわかっていても行動できない心理傾向です。

現状維持バイアスは私たちのさまざまな場面で作用します。例えば、転職した方が状況は良くなるにもかかわらず、失敗したときのこと考えてしまい今の仕事を続けてしまう場合などです。

仕事が辛くてやめたいのに、酒を飲んで愚痴るだけ。。

結局やめられない。。

さて、誰もがかかっていると考えて良い現状維持バイアス。実は節約を考える上でもハードルとして立ちはだかることがよくあります。投資を例を挙げて、対策を考えてみます。

投資をしない人にとってのハードルとは

2024年から新NISA制度が始まり、投資しやすい環境が整ってきています。しかし、新NISAを始めていない人の方がいまだに多いです。

「投資はリスクがあって不安」「そもそも投資する余裕がない」「手続きが面倒」など始めるまでにハードルがいくつもあります。なかなか始めない人は、現状維持バイアスが強いのも理由にあるのかなと思います。

これらの心理的ハードルを乗り越えるにはどうしたら良いでしょう。

投資はリスクがあって不安

新NISAの前身であるNISA制度は2013年、つみたてNISAは2018年からスタートしています。

当時はまだまだ投資をする人も少ない状態でした。

周りに投資している人なんかいなかったな。。

またデフレの時代でしたので、円で預金しても目減りすることはなかったのです。

しかし2022年からインフレが始まり、円で預金しているとどんどん目減りするようになったのです。

つまり「円で預金=円に全振りして投資していることがリスク」になってきているのです。

これは怖いですね。

どんどん貯金が目減りしちゃう。。

ですので、「投資を始めないことが危険」ということを認識し、危機感を持てば、投資に前向きになる可能性があるのです。

そもそも投資する余裕がない

日本人の実質賃金はどんどん下がっているので、投資をする余裕のない方も多いと思います。しかし、先程お話しした通り、現金だけ持っているとどんどん貧しくなってしまうのです。

そしてやり方を変えていかないと、投資する余裕は年を追うごとになくなります。2025年には団塊の世代が全員75歳以上になり、社会保障費がますます増大します。当然、税金や社会保険料が上がるわけです。結果現役世代の余裕はますますなくなります。

少しずつでもいいので、投資していかないとまずいわけです。

そのために、収入を上げられるように動く、節約をするなど、今までのやり方を変えて投資資金を捻出する必要があるのです。

手続きが面倒

新NISAを始めるのはSBI証券、楽天証券などネット証券が便利です。

ただ慣れていない人にとってはハードルが高いかもしれません。

しかし今まで書いたように手続きが面倒と言っている余裕はないのです。

必死で探さないと食料が手に入らない状況ならみな「面倒」なんて言ってられないですよね。

まとめ

節約で定番の固定費(家賃、携帯、保険、車など)の見直しも、なかなかしない人は現状維持バイアスが強いです。

投資のところで書いたようにまず危機感を持つこと。このままでは今の生活ができなくなると思うことが現状維持バイアスを乗り越えるのに大事なのです。

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