ジャンプを考える 物理・数学15

健康

ジャンプのやり方って習ったことがあるでしょうか?もちろん個人の身体能力で差は出るでしょうが、ジャンプ力は理屈がわかればある程度身につきます。ジャンプ力は走るのはもちろんバレー、バスケットボールなどの球技にもとても必要な能力です。

ジャンプができるようになるにはどうしたらいいでしょうか?トランポリン競技の技など、専門的なことはわかりませんが、真っ直ぐ、高く跳ぶコツは意外とシンプルです。物理の力学を使って説明します。

地面から真っ直ぐ力を受ける

まずは着地した際に地面からの力を吸収せずに真っ直ぐ受け止めることが大事です。

                   

言葉を使って表すとこれだけです。

「こんなの当たり前じゃないか!」と思う人もいるかと思います。

でもみんなできていません。これは走るコツの1つでもあるので、できているなら走るのも速いはずなのです。

うまく受け止められない理由は「地面からの力を吸収してしまう」「真っ直ぐ受け止めていない」からです。

地面からの力を吸収してしまうと、上に伸び上がらなくなります。吸収しないで力を真っ直ぐ受けるためには、着地した時に体全体が真っ直ぐになっている必要があります。

膝関節や股関節が曲がっていると、クッションとなり力を吸収してしまうのです。

トランポリンでも同じで、トランポリンが一番沈み込んでいる時に真っ直ぐになるようにするのです。

ジャンプの話になるとよく脚の腱のバネの話が出てきます。もちろんバネは重要なのですが、まず力を受け止め、解放する動きが身につかないとバネも活かせません。真っ直ぐ力を受け止めるのにプラスしてバネを使うと高く飛ぶことができるのです。

反発力を邪魔しない

地面から真っ直ぐ力を受け止めるのと同時に、その反力を邪魔しないように体を動かす必要があります。

1.腕

両腕を下から上に振り上げる意識で動かします。着地したと同時に腕が6時の位置にあると良いです。

タイミングがずれたり、振り方が違うとジャンプを妨げることになってしまいます。

2.脚

脚は地面から力を受けて浮かんだらできるだけ力を抜いて、自然と膝と股関節が浮かぶようにします。

力が入ると浮かぼうとする力を妨げてしまいます。

まとめ

ここではジャンプのごく基本的なところをお話ししました。ジャンプを考える時にも数学、力学を使うを理解が深まることがわかったと思います。具体的な話はスポーツ本などを見てみると良いでしょう。

ジャンプ力は走ることと密接な関係があります。

走ることが習慣になれば、脳に非常に良い影響があります。

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