「やめる」ことが節約につながる

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突然ですが、googleの考え方は斬新で非常に面白くて参考になります。

例えば、今100の成果が出ているとしたら、次は110、120を目指すのが通常ですが、なんと1000の成果を求めてくるそうです。

そんなの無理だよ。。

今までやってきたやり方の延長では当然無理です。ですから発想の転換が必要になるわけです。

そしてもう一つ印象に残った考え方があり、これが節約に非常に活かせるのです。

それは「何かを始めるとき、まずやめることを決める」です。

確かに、1日は全員平等に24時間しかないので、どんどん新しいことを始めるとパンクしてしまいます。限られた労力をしっかり割くことができません。

ですから、何が本質的に必要ないかをしっかり考え抜いて、必要なものだけに集中できるようにすることが必要なわけです。

これ、医療界はできてないと思います。。

新しくやることを増やしっぱなしのことが多いです。専門医などの資格もどんどん増えっぱなし、学会もどんどん増やしています。

唯一できているなと思ったのが薬剤の採用です。病院では、1つの薬効の薬剤は基本的に1種類しか採用しません。一増一減です。新しい薬を採用する場合は、これまでの採用していた薬をやめなければならないのです。

片付けでも大事な考え方ですね。どんどん物を買っていって処分しなければ溜まる一方ですからね。

節約への活かし方

節約をする時には、「何が必要で、何を捨てるか」を決めることが大事です。

「あれも必要、これも必要」としてしまうと必要なものがどんどん膨らみます。すると節約は遠ざかってしまうのです。

特にこれからの日本、「普通の生活」がどんどん難しくなってます。「普通」と思われているものを削らないと生活が成り立たなくなるのです。「何かをやめる」という考え方がないとやっていけない可能性が高いです。

例えば日本の平均年収の家族がいて家を買いたいとなった時、車も買う、子供に教育費をかける、保険を。。などと「必要」だからかけていくと間違いなく破綻します。

今までは老後に破綻するという話になってましたが、医療など賃上げの厳しい業界で働いてる場合現役時代に破綻する可能性が高まっているのです。

ですから、このような大きな買い物の場合特に「何をやめるか」が重要なわけです。持ち家はしばらく諦める、車はやめてカーシェアにする、など決めると破綻の可能性はかなり減少します。

そして、「やめる」という決断をするには普段からトレーニングが必要になってきます。小さいことの積み重ねが重要なのです。

小さな「やめる」から始めよう

ここでは小さい「やめる」ことの例を挙げてみます。

外食で飲み物をやめる

以前の記事で書きましたが、外食でドリンクを水かお茶にするとかなり節約できます。

我慢するということではなく、例えばソフトドリンクなら糖分を取りすぎないようにして健康を意識するとか、糖分の誘惑に負けないようにコントロールするなど、プラスのイメージで節約するとより良いと思います。

ドリンクを節約することで、今までより少し高いお店にも行けるかもしれません。

より良い食事のために「ドリンクの注文をやめる」のをやってみましょう。

投資をするためにエナジードリンクをやめる

2024年から新NISAが始まっていますが、まだ投資をしていない方の割合が多いようです。

今はネット証券なら100円でも投資ができる時代ですから、まずは少額でも始めてみることが重要です。

しかし、「投資は怖い」、「投資する金銭的余裕がない」という方も多いでしょう。

そこで「必要のないちょっとした買い物をやめて、その浮いたお金で投資する」ことをやってみるといいです。

例えば毎日仕事でMonsterなどのエネジードリンクを飲んでいるとします。それをやめて水のペットボトルにするだけで1日100円は節約できます。これを投資に回すわけです。

週5日働いていれば、月2000円は捻出できます。0円に比べれば大きな進歩ですね。

まとめ

「なんでも一増一減」は極端かもしれませんが、これ位の考えでいれば人生のイベントで破綻する可能性はかなり減ると思います。まずは日常の小さな「やめる」から始めてみましょう。

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