人生設計が重要

節約・日々の工夫

みなさん人生設計をしているでしょうか?

保険会社のCMで「人生設計」を謳っていたりしますよね?保険会社の人生設計は商品を売りたいだけでしょうが、人生設計自体は非常に重要です。

世の中のほとんどの人が人生設計ができていません。私もほとんど考えたことがありませんでした。

しかし人生設計は非常に大事だと最近気づきました。

「何歳までにこれをして、こうなって」と将来の姿をイメージし、それに向かって行動することが非常に大事なのです。

多くの人ができていない人生設計をしっかりしておけば有利に物事が運び、納得いく人生を送れる可能性が高いのです。

なぜ人生設計が重要か?

まず、なぜ人生設計が重要なのでしょうか?

それは人生設計がないと、自分の人生を主体的に生きられない可能性が高いからです。

例えば会社に入り、全国転勤でずっと転々とした場合、自分主体の計画が立てられるでしょうか?

全国転勤することが予め自分の計画に入っているのであれば、問題はないでしょうが、そうでなければ転勤に振り回されてしまい、家族の計画もうまくいかなくなる可能性が高いです。

そうしている間にもあっという間に老後を迎えてしまいます。

医師で言えば医局制度も会社員と似たところがあります。

以前と違い医局に入る医師は減少したものの、医局に入っている医師は割合的にはまだまだ多いです。

医局に所属している医師は人生設計をできていない人がほとんどです。設計するのが難しいですし、設計したとしても計画通りいく人はごくわずかです。

これから医局に所属していると金銭的には不利なことが多いです。医師の実質賃金はこれから低下し続ける可能性が高いからです。

これから数年〜10年で臨界点に達し、金銭的に耐えられない医師が増える可能性が高いのです。その時に自分の生き方をしっかり考えていなければ、うまく対応できなくなってしまいます。

一般の会社員も同じです。全国転勤や不確実な昇進など、自分の人生設計をする以前に会社に振り回されて気がついたら定年を迎えてしまったり、リストラされて路頭に迷ってしまう可能性があります。

現代の社会では、テクノロジーの進化や経済の変動が激しく、長期的な計画を立てるのが困難です。

しかし、それでも人生設計を行い、必要に応じて修正していくことが重要です。

人生設計を行うには

人生設計を始めるためのステップはいくつかあります。

1. 自己分析を行う

自分の強みや弱み、興味関心を明確にします。とはいえなかなか自分を分析するのって難しいですよね。

そこでまずおすすめなのは「これはやりたくない」ことを決めることです。

例えば、ずっとこのままサラリーマンは嫌だ、接客は嫌だ、などです。

嫌なことを決めれば、それを避けるためにどうすれば良いかがわかるので、目標設定のヒントになります。

2. 長期的な目標を設定する

5年後、10年後、20年後にどのような状態になっていたいかを考え、それに向けた具体的な目標を設定します。目標は具体的なことが大切です。

これは1つよりも複数設定した方がいいです。条件によって道が変わっていく可能性があるので。

3. 短期的な目標を設定する

長期的な目標を達成するために、1年ごとや3ヶ月ごとの短期的な目標を設定します。

長期的な目標だけだと、遠い未来の目標なのでどうしてもだらけてきてしまいます。

例えば「サラリーマンでずっと働きたくない」なら、「投資を2ヶ月以内に始める」、「6ヶ月以内に副業で成果を出す」など比較的短期の目標に落とし込むと、モチベーションを保ちやすくなります。

4. 計画を実行し、適宜修正する

実行しても思う通りにならないことが多いです。ですので常に何が悪かったのかを常に検討していくことが重要になります。

なぜ人生設計を考えるようになったか?

人生設計を考えている人は自分の周りを見ても本当に少ないです。自分の親もそうでした。

なぜそうなってしまうのでしょうか?実は人間はある程度生活が安定すると、変化を好まずに惰性で生きる傾向があるからです。これをイナーシャ(慣性)と呼んだりするそうです。

サラリーマン、勤務医はその典型です。転勤や人間関係、給料での不満があることが多いと思いますが、なんだかんだ危機感なく生活できてしまい、そのまま定年まで勤めてしまうことが多いのです。

もちろん、定年まで働くこと、定年後が人生計画でしっかり設計されているのであれば問題ありませんが、そうでないのであれば大変です。定年退職した後の人生がうまくいかない可能性があります。

会社に残っても給料が大幅に減ったり、無職になってもやることなく、貯金が急速に減ってしまったりするのです。

勤務医も同様です。現在はインフレによって危機が迫りつつあるのですが、今までの価値観では定年までは安定した生活を送ることができると思われてきました。

しかし定年を迎えた後は、医師といえども厳しいことが多いようです。自分の住んでいた地域では満足できる職がなく、他の地域へ出稼ぎに行く人もいるようです。

一般の人に比べれば職は見つけやすいと思うのですが、今までより年収、地位が低いなどプライドが邪魔をして就職先をなかなか選べないことが多いのです。プライドが自分の首を絞めています。

このように、人生計画がないと惰性でずるずると時間が過ぎてしまう可能性が高いのです。惰性に頼らず変化を起こすためにも、人生計画は必須なのです。

まとめ

人生設計をできていない人が大多数です。ぜひ設計して、充実した人生を送れるようにしましょう。

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