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今木智隆
算数日本一の子ども30人を生み出した究極の勉強法
「そうそう」とうなずくことばかりでした。感覚として経験していたこと、データとして裏付けされています。
人間、自分のやってきたことをやらせるか、自分の「イメージ」することを子供にやらせてしまう傾向にあります。
自分のやってきたことをそのまま子供にやらせても子供に合っていない可能性があります。
「イメージ」ということは「実際必要なこと」とズレが生じるということです。
データとして必要なことがわかれば、このようなズレを少なくできます。
今回は今木さんの本の中で、大事だと思うことを自分の考えを交えながら紹介します。
早く寝る方が大事
「早く寝なさい!」と叱る
夜遅くまで勉強している子を見ると応援したくなる気持ちもわかりますが、朝勉強した方が何倍も能率が良いのです。
実際、東大生に聞くと朝型が圧倒的に多いようです。
人間誰でも1日に24時間しか与えられていないので、いかに時間を効率的に使うかが大事になってくるわけです。
私もこのことを若い時にもっと意識しておけば良かったと思います。あまり朝型ではなかったので、集中できない時間が多かったのです。
今も夜遅く起きてしまうことがありますが、朝早く作業するのと比べ効率が断然悪いです。肝に銘じます。。
とはいえ、睡眠研究の第一人者である柳沢先生は、朝型人間と夜型人間がいると話していました。実際朝がダメな東大生もいます。ここは議論になるところなのかもしれません。
子供の習い事は少ない方が良い
子供の習い事は極力減らそう
子供の教育に熱心なあまり、たくさんの習い事をさせてしまう親も多いです。子供の数が少なくなり、お金をかける額も多くなっています。
しかしこれでは子供が疲れ切ってしまいます。常に何かに追われている状態になってしまうのです。
小さい時から時間に追われたくない。。
自分でやることを決めて、行動する。その経験を奪っていることにもなります。
医師もそういう傾向が強いと思います。自分で予定を立てたわけではなく、次から次に仕事が舞い込んでくるのです。
何かに追われているのですが、その中で自分の人生にプラスになることは本当に少ないです。
小さい頃からそのような生活を送っていると、大人になってもそのやり方に疑問を持たずに過ごしてしまいます。
自分で決断したということが大事ですね。
私が子供の時は習い事は少なかったですし、塾にも行っていなかったので他の子供に比べ時間にゆとりがありました。今思うと貴重な時間だったなあと思います。
以前にも習い事、塾に関する記事を書きました。
宿題は適応に済ませるのが良い
親が代わりにやってあげる、または適当に済ませる
これは100%同意です。
宿題は自分の学力を上げるのに必要な内容になっていません。画一的です。ですからこなしたとしても自分の力になりにくいのです。
私自身宿題は授業中に終わらせてしまうか、適当に済ましていました。高校になるとこれが顕著になり、定期テストすらきちんと勉強していませんでした。通信教育や、実力テストの勉強に重点を置いていた感じです。
全部頑張ったら疲れちゃうよ
「学力が上がる」要素にだけ注力するのが大事なわけです。時間、エネルギーは有限なので、八方美人になっても成果は出ないのです。
小学生の時はなるべく100点を目指す
80点ではダメ。即座に対策
小学校の算数に関しては100点を目指した方が良いです。算数は数学の基礎が詰まっているため、ここがあやふやだと数学になった時につまづくからです。
ということで、間違えたところをしっかり理解して対策できるようにしましょう。
ただし、100点至上主義は逆に弊害が大きいです。算数に関しては基礎を身につけるのにたまたま100点が必要だっただけですので、その点は気を付けましょう。
ケアレスミスはしっかり対策する
ケアレスミスの放置は危険。検算を徹底させる
ケアレスミスは非常に危険です。私もこれで結構点を落としてきました。
検算をすると、しない場合に比べて点数が上がるのは経験として実感しています。
「できた!」と思っても、検算してみると意外と間違ったりしているのです。
というわけで、技術的な話になりますが、ケアレスミスが多いのならしっかり対策しましょう。
まとめ
・早く寝るのが大事
・子供の習い事は少ない方が良い
・宿題は適応に済ませるのが良い
・小学生の時はなるべく100点を目指す
・ケアレスミスはしっかり対策する
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