子供に原子のことを教える 物理・数学8

勉強

量子力学や相対性理論、ニュートン力学などの物理学について、小さな子供でもわかるように書いている絵本があります。

街の大きい本屋ではよく見かけるようになりました。

この絵本を何回も読み聞かせると、子供の色々な疑問に答えやすくなります。

もちろん、この本を買わないで絵で描いて説明したり、別の本で読み聞かせても良いです。

どんな内容か?

この本では

・陽子と中性子、電子の話

・電子が軌道を変えることでエネルギーが放出される、エネルギーを吸収する

という内容を絵を使ってわかりやすく説明しています。

難しい計算式などは出てきません。

これで量子力学はバッチリだね!

バッチリではありません。。。

さすがにこの本だけで量子力学を理解するのはムリです。

でも原子に慣れ親しむには最適かなと思います。

脳回路の記事であった通り、人間は自分の慣れた回路を使う傾向にあります。

子供はほぼ0からのスタートなので、絵本とかで何度もインプットして脳回路の基礎をつくる必要があるのです。

脳回路が少してもできていれば、そこから枝を伸ばすように成長させていくことができます。

どのように役立てるのか?

・水はなぜ液体で、氷になると硬くなるのか?

このような質問を子供とお風呂に入っているときにされました。

原子の構造が頭に入っているとわかりやすく説明できます。

自分と子供をそれぞれ原子に例えるのです。

(水は正確にはH2O:水素と酸素の原子が結合した分子ですが、小さい子供の時はややこしいので省略していいと思います)

水のときは、手を小指でつないで

水はこんなふうにお互い弱くつながってるから、動きやすいんだよ

氷の時は、ぎゅっと抱きしめて

氷は強くつながっているから、動かなくて硬いんだよ

子供も楽しみながら納得しているみたいでした。

金属は電気を通すの?

これは電子の部分に注目すれば良いです。

金属は原子が集まっているんだけど、電子を持ち合いっこするから余った電子ができるんだよ

余った電子は自由に動けるから、電気を流しやすくなるんだ

このように説明したら子供だけでなく、奥さんも「なるほど」と納得してくれました。

まとめ

「りょうしりきがく」の絵本を読み聞かせると、原子に関係した質問に答えやすくなります。

他にも色々な場面で応用できると思います。

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